素朴なチーズケーキが呼び起こす
お菓子の歴史に刻まれた温かな思い出
「田舎チーズ」という言葉を聞いて、皆さんは何をイメージされますか?「素朴な」「伝統的な手法で」「昔ながらの」……といったフレーズが浮かぶかもしれませんね。そんなイメージそのままのチーズケーキが、エスコヤマに誕生しました。「小山チーズ」のような「ふんわり、しっとり」のタイプとは真反対。空気を含まないよう生地を丁寧に混ぜ合わせ、紙を敷いた型へ流すだけ、というシンプルな構成は、「孫のために」と、田舎のおばあちゃんが焼き上げるチーズケーキのよう。このチーズケーキ最大ポイントは、何と言っても「焼き過ぎじゃないの?」と思うほど焼ききった表面と、センターのねっとりとした食感のコントラスト。表面の色あいは、乳に含まれるアミノ酸と糖が反応して起こる「メイラード反応」によるもので、それによって生まれた芳ばしい香りや苦味や旨味が、濃厚なチーズの味わいやコクと合わさって、美味しさを導き出します。あとは、余熱の力を借りた火入れを逆算して、「ここ!」というタイミングで窯から出せるかが、お菓子づくりのプロとしての腕の見せ所。火の入りやすい淵側と入りにくい真ん中、底側と表面では、食感もまた違った表情を見せます。見た目もさることながら、どこかにあったような、なかったような……と、懐かしさを感じる味わいは、きっと皆さんの記憶の奥に眠る思い出を呼び起こし、温かい気持ちにさせてくれることでしょう。
【商品サイズ】
4号サイズ(直径約12p)
【箱サイズ】
縦14.5×横15.5×高さ8.5cm
【消費期限】
3日(冷蔵)
【特定原材料等28品目】
卵、乳成分、小麦
※リボン不可